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Column UP DATE: 2023. 02. 28

連載 パテック フィリップへの誘い

第53回:シンプルを極めた優雅な時を刻むタイムピース

#パテック フィリップ #カラトラバ #Twenty~4 #ゴールデン・エリプス #ゴンドーロ #レディス

 180年以上の歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。
 その正規販売店であり、長年の販売実績を持つ東京・渋谷区幡ヶ谷の老舗時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。
 第53回は、「カラトラバ」「TWENTY~4®」「ゴールデン・エリプス」「ゴンドーロ」の
4つのコレクションの紹介とともに、パテック フィリップのデザイン哲学の一端に触れます。

※掲載商品の情報は変更される場合がありますのでご了承ください。

PART.1 
Ref.6119 & Ref.5226 &
Ref.4997/200 & Ref.7200
多様化し続ける
カラトラバ・コレクション

 パテック フィリップの腕時計における最重要のコレクションのひとつである「カラトラバ」の系譜は、1932年に発表されたRef.96から始まりました。

 1919年にドイツ中部のワイマール共和国に設立された美術学校であり、その流れを汲む芸術運動であるバウハウスの思想から多大な影響を受けて製作されたと言われるRef.96は、無駄が一切見当たらないフラット・ベゼル、美しいラインを描くケースやラグ、独特の存在感を放つ文字盤など、カラトラバ・スタイルの根幹となるデザインを作り上げた不朽の傑作として世界中の時計愛好家から高く評価されています。

 Ref.96の誕生から90年以上の歳月を経て、2023年現在、「カラトラバ」はメンズからレディスまでコレクションの幅を広げて独自の進化を遂げ、そのスタイルは「定番」という一言では語りきれないほど多様化しています。

 メンズモデルのRef.6119とRef.5226について解説すると、一目見ると同じコレクションには見えない両モデルの間には共通点があり、クルー・ド・パリ模様のギヨシェ装飾、均整の取れたラウンドケースなど、カラトラバ・スタイルの伝統的なデザインコードが受け継がれています。

  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119

カラトラバ ■Ref.6119 ■39mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ
■手巻き(Cal.30-255 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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カラトラバ

■Ref.5226 ■40mm ■18Kホワイトゴールドケース ■カーフスキンストラップ ■自動巻き(Cal.26‑330 S C)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 レディスモデルにも同じことが言えます。ミッドナイトブルーを基調に放射状の波形模様が施された文字盤がモダンに映るRef.4997/200は、Ref.96を彷彿させるエレガントなラウンドケースを採用。丸みのある優雅なフォルムの18Kローズゴールドケースを持つRef.7200では、スペード針やゴールド植字ブレゲ数字のインデックスなどの古典的なディテールを確認することができます。

  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200

カラトラバ ■Ref.4997/200 ■35mm ■ダイヤ付き18Kホワイトゴールドケース(約0.52カラット)
■カーフスキンストラップ ■自動巻き(Cal.240)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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カラトラバ

■Ref.7200 ■34.6mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き(Cal.240)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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PART.2 
Ref.4910/1200A &
Ref.7300/1200
2つのケース
デザインから選べる
レディスウォッチの新定番

 「カジュアルにもフォーマルにも完璧にマッチする、新しいレディスウォッチ」という明確なコンセプトから1999年に誕生した「TWENTY~4®」。

 レクタンギュラーケースのクオーツモデル、36mm径ラウンドケースの自動巻きモデルの2種類があり、素材はステンレススチールと18Kローズゴールドの用意があります。パテック フィリップ社長のティエリー・スターン氏が絶賛する「TWENTY~4®」のために開発されたリンク・ブレスレットは、ジュエリーのような美しいフォルムに加え、快適なつけ心地を約束します。

 文字盤に目を向けると、アラビア数字を中心に構成されたインデックスは優れた視認性を誇り、カラーダイヤルとの相性も抜群です。パテック フィリップのレディスウォッチの新定番は、理想のライフスタイルを叶えるタイムピースとして多くの女性に愛され続けています。

Twenty~4

■Ref.4910/1200A ■25.1×30mm ■ダイヤ付きステンレススチールケース&ブレスレット(約0.57カラット)■クオーツ(Cal.E 15)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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Patek Philippe パテック フィリップ Twenty~4 オートマチック Ref.7300/1200

Twenty~4 オートマチック

■Ref.7300/1200 ■36mm ■ダイヤ付き18Kローズゴールドケース&ブレスレット(約0.77カラット)■自動巻き(Cal.324 S C)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

PART.3 
Ref.5738P & Ref.7041
ユニークなケースを備えた
優雅な時を刻む
タイムピース

 パテック フィリップはその長い歴史において、基本的なラウンドケースのほか、様々なケースデザインを手掛けてきました。その挑戦、試行錯誤のなかで生まれた歴代コレクションから「ゴールデン・エリプス」と「ゴンドーロ」を紹介します。

 1968年に登場した「ゴールデン・エリプス」は、ギリシャの数学者により発見されたと言われる黄金分割(1:1.6181)によって設計された楕円形のケースが特徴のコレクションです。現行コレクションのRef.5738は、超薄型の自動巻きムーブメントCal.240を搭載。スリムに整えられたゴールドの針とインデックスは優雅な時を刻みます。

ゴールデン・エリプス

■Ref.5738P ■34.5×39.5mm ■プラチナケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き(Cal.240)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 「ゴンドーロ」のモデル名は、1902年から1930年にかけてブラジルの高級時計・宝飾店ゴンドーロ & ラブリオのために製作した「クロノメトロ・ゴンドーロ」に由来します。アール・デコの精神を受け継ぐケースデザインは多岐にわたり、これまで時を超越する数多くのスタイルを打ち出しています。手巻きムーブメントCal.215 PSを搭載するRef.7041は、独特のケースフォルムに合わせた108個のダイヤ付文字盤フランジが輝きを放っています。

ゴンドーロ

■Ref.7041 ■30×33.8mm ■ダイヤ付き18Kローズゴールドケース(約0.31カラット)■アリゲーターストラップ ■手巻き(Cal.215 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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YOSHIDA 東京本店 〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目13番5号 Google Map
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定休日 年中無休(年末年始を除く) Tel. 03-3377-5401 Tel.03-3377-5401

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