連載高級時計を巡る旅

第100回：ウブロのジェムセッティングのセンスが光る「ビッグ・バンインテグレーテッド」の最新作

#ウブロ #YOSHIDA限定 #クロノグラフ #ミニッツリピーター #トゥールビヨン #ビッグ・バン #ビッグ・バンインテグレーテッド

　ウブロ（HUBLOT）との信頼関係を長年にわたって積み上げてきた、東京・渋谷区幡ヶ谷の時計店YOSHIDA（ヨシダ）。
2023年の幕開けを飾るのは、ジェムセッティングを施した3本の「ビッグ・バンインテグレーテッド」。
いずれのモデルも豪奢かつエッジの効いたデザインが堪能できるタイムピースである。

Photos: Masahiro Okamura(CROSSOVER) / Text：Yuzo Takeishi / Edit: Tsuneyuki Tokano
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive（グレッシブ）」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

プレシャスストーンの
煌めきが際立つ
ブラックとホワイトの
「ビッグ・バン
インテグレーテッド」

　ウブロが初めてケースとブレスレットを統合した「ビッグ・バンインテグレーテッド」をローンチしたのは2020年。当時、ラグジュアリースポーツウォッチが世界的な盛り上がりを見せる中、スポーティーなルックスの「ビッグ・バンインテグレーテッド」は、発表直後から人気を獲得。外装のマテリアルも、ウブロを象徴するチタニウムと18Kキングゴールドをはじめ、多彩なカラーセラミックモデルが続々と登場し、バリエーション豊かなシリーズへと成長した。

　もちろん、YOSHIDAも発表当初から「ビッグ・バンインテグレーテッド」の高い完成度に魅了された店舗のひとつ。その最新作であり、YOSHIDAで先行発売されるのが、「ビッグ・バンインテグレーテッドオールブラックバゲットダイヤモンド」と「ビッグ・バンインテグレーテッドオールブラックレインボー」。両モデルとも、ブラックセラミック製のケース＆ブレスレットとマットブラックスケルトンのダイアルを組み合わせ、オールブラックの精悍な佇まいに。それだけでも十分に存在感を放つのだが、この2モデルはベゼルにプレシャスストーンを配し、外装とのコントラストが愉しめるタイムピースになっている。

「ビッグ・バンインテグレーテッドオールブラックバゲットダイヤモンド」はベゼルにバゲットカットのダイヤモンド54個をセット。透明なダイヤモンドの輝きはオールブラックの外装との対をなし、モノクロームにまとめられたルックスが、精悍でありながらもエレガントな雰囲気に。

　一方の「ビッグ・バンインテグレーテッドオールブラックレインボー」はベゼルに54個のカラーストーンをセットしたモデル。近年のウブロが積極的に展開するレインボーを表現しているが、外装をオールブラックにしたことでレインボーカラーの鮮やかな色彩が際立っており、袖口で圧倒的な存在感を放つデザインに仕上がっている。

ビッグ・バンインテグレーテッド
オールブラックバゲットダイヤモンド

ブラックセラミック製のケースとブレスレットに加え、ダイアルにもマットブラックスケルトンのデザインを採用。ベゼルには54個のバゲットカットダイヤモンドをセットし、存在感のあるモノクロームデザインにまとめている。

■451.CX.1140.CX.1904 ■42mm ■ブラックセラミックケース ■ブラックセラミックブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■10気圧(100m)防水 ■￥9,339,000(税込)

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ビッグ・バンインテグレーテッド
オールブラックレインボー外装をブラックで統一しつつ、こちらのモデルはベゼルに54個のバゲットカットカラーストーンをセット。
オールブラックのなかで、鮮やかなレインボーカラーが主張している。

■451.CX.1140.CX.4099 ■42mm ■ブラックセラミックケース
■ブラックセラミックブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO")
■10気圧(100m)防水 ■￥7,073,000(税込)

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　2023年第1弾モデルのもうひとつの目玉が「ビッグ・バンインテグレーテッドホワイトセラミックバゲットレインボー」だ。先に紹介したオールブラックモデルから一転、こちらはケースとブレスレットにホワイトセラミックを採用。セラミック特有の艶やかな質感を持った外装は、ベゼルにセットされた54個のバケットカットカラーストーンとの好相性を見せ、エレガントでありながら軽快感も感じさせる。

　そして、この3モデルに共通するのは、セラミック製ブレスレットならではの装着感だ。セラミックケース＆ブレスレットを採用した「ビッグ・バンインテグレーテッド」は、手首に載せた瞬間に軽さを実感できるのはもちろん、しなやかなコマの動きとセラミックの柔らかな感触が愉しめる時計だが、手首に吸い付くような独特の着け心地は、この3モデルでも堪能できる。

　ケース＆ブレスレットのカラーと、ベゼルに施されたプレシャスストーンの違いで異なる表情を見せる「ビッグ・バンインテグレーテッド」のスペシャルな最新作。いずれのモデルも琴線に触れる仕上がりだが、第1弾からこれだけのクオリティを見せられると、2023年のウブロはどのようなタイムピースを発表するのか、さらに期待値が高まってくる。