UP DATE: 2020. 09. 25
特集 ダミアーニ「ベル エポック」の新境地
YOSHIDA100周年の門出を祝う
アニバーサリーモデル


「プンタ・ディ・ディアマンテ(ダイヤモンドの頂点)」という形容は、
メイド イン イタリーの最高峰に立つジュエラーであるダミアーニのためにあると言っても過言ではありません。
ベストセラーであり、最もアイコニックなコレクション「ベル エポック」から、
時計店YOSHIDA100周年の門出を祝う、2つのアニバーサリーモデルが満を持して登場しました。
ダミアーニの歴史、「ベル エポック」の背景の一端に触れながら、
ここでしか手に入らないスペシャルエディションの魅力に迫ります。
Photos: Masahiro Okamura(CROSSOVER) / Art Direction: Takaaki Yagi(FORM::PROCESS) / Edit&Text: Tsuneyuki Tokano
世界が認めるイタリア発の
ハンドメイドジュエリー
1924年、世界で最も重要なゴールドジュエリーの産地イタリアのヴァレンツァで創業したダミアーニは、熟練の金細工職人による卓越したクラフツマンシップ、そして宝石をはじめとした最高級の素材を用いることで、100年近い歴史とともに数々の成功を勝ち取り、世界的な名声を獲得してきました。
ジュエリー界のアカデミー賞と言われる「ダイヤモンド・インターナショナル・アワード」を世界最多の18回も受賞するという偉業、グローバルな市場への積極的な展開、セレブリティを起用した広告キャンペーンの戦略など、多くの功績を残しています。



極めて質が高いと評判のプレシャスストーン。
ダミアーニが誇る
ベストセラー
「ベル エポック」について
今回のアニバーサリーイヤーモデルの魅力を語る上で、改めて「ベル エポック」が誕生した背景、あるいはコレクションの特徴に触れていきたいと思います。
フランス語で「良き時代」を意味する「ベル エポック」は、1996年、創業者エンリコ・グラッシ・ダミアーニ氏が1930年代に手がけた名品「カスケード」へのオマージュによって誕生した記念碑的なコレクション。



20世紀初頭の文化や芸術が繁栄した優雅な時代のヨーロッパや、その当時に人気を博した映画のフィルムをインスピレーションの源として、幾何学的な石の配置をして創作した「ベル エポック」の完成されたスタイルは、20年以上にわたり世界中のファンを魅了し続けています。
アールデコ調の太いアウトライン、幾何学的な石の配置、普遍的なクロスのモチーフという3つの特徴的なデザインには、現会長兼取締役グィド・グラッシ・ダミアーニ氏をはじめとしたダミアーニ三代目の3姉弟の祖父への敬意が込められており、歴史の重みとコンテンポラリーな雰囲気を結びつける役割を担っています。

こちらは重ね付けにも適したXSサイズ。
創業100周年を祝う、
2つの「ベル エポック」
今回、YOSHIDAの100周年というアニバーサリーイヤーのために製作された「ベル エポック」は、いずれもネックレスのコレクションであり、“スペシャルエディション”にふさわしい特別な仕様を披露しています。
はじめに紹介するのは、ダイヤモンド、あるいはサファイアを用い、レインボーカラーを表現したクロスモチーフのネックレス。全6型の展開で、地金はピンクゴールドとホワイトゴールドの2種類、貴石の組み合わせは3つのパターンがあります。

レインボーカラーの世界観。
もうひとつは、YOSHIDAのために新たに創作した「剣」をモーフにした「ベル エポック」。約1.02ctのダイヤモンドをあしらったイエロー、ピンク、ホワイトの3種類のゴールドで展開します。

特別な存在感を放つ、ふたつとない「ベル エポック」のネックレス。コーディネイトに彩りを与えるアクセサリー、あるいは人生を共に過ごすパートナーとして、ワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。

YOSHIDA 東京本店
住所/東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5 Google Map
電話/03-3377-5401
電話/03-3377-5401
営業時間/10:00~20:00
休業日/年中無休(1月1日~1月3日を除く)
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