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Column UP DATE: 2021. 04. 30

連載 パテック フィリップへの誘い

第31回:4つのジャンルから読み解く
メンズ・レディスの傑作モデル8選

#パテック フィリップ #永久カレンダー #年次カレンダー #ノーチラス #アクアノート #クロノグラフ #カラトラバ #Twenty~4 #レディス #ゴールデン・エリプス

 180年以上の歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。
 その正規販売店であり、世界を代表する時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。
 第31回は、「3針」「クロノグラフ」「スポーツウォッチ」「レディス」という4つのジャンルから8本の注目モデルを紹介します。

CASE.1
Ref.5196&5738
色褪せない魅力を放つ
3針モデル

 シンプルなデザインゆえ、設計のセンスが問われる3針モデル。ご存知のようにこの分野においてもパテック フィリップは記念碑的な傑作を手掛けています。

 第一に取り上げるべきコレクションとして挙がるのが、“ラウンド型腕時計の古典”とも呼ばれる「カラトラバ」。

 1932年、Ref.96からはじまった「カラトラバ」の歴史。手巻きムーブメントを搭載するRef.5196は、その伝統をもっとも色濃く受け継いでいるコレクションだといえるでしょう。

 極太のドフィーヌハンド、植字バーインデックス、6時位置にスモールセコンドを携えた文字盤、美しいフォルムを描くラウンドケースはカラトラバ・スタイルの象徴であり、流行に捉われない普遍性を宿しています。

  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.5196
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.5196
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.5196
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.5196

カラトラバ ■Ref.5196 ■37mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ
■手巻き(Cal.215 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 「カラトラバ」とはまた違う方向で完璧なプロポーションを示した「ゴールデン・エリプス」も見逃せない1本です。

 楕円形のケースとスリムな指針&インデックスという特徴を持つ「ゴールデン・エリプス」は、1968年に発表されて以来、パテック フィリップを代表するコレクションのひとつとして親しまれています。オーソドックスな時計とは明らかに異なるケースデザインが心地よく見える理由は、ケースの縦横の比率を黄金分割(1:1.6181の比率)に基づいて設計している点にあります。

 さらにもうひとつ、イブニングウォッチに相応しい優雅な時を刻む2針であることも「ゴールデン・エリプス」の魅力を語る上で欠かない要素です。

ゴールデン・エリプス

■Ref.5738 ■34.5×39.5mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き(Cal.240)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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CASE.2
Ref.5270/1&Ref.5905P
ステータスシンボル
としてのクロノグラフ

 パテック フィリップは自他ともに認めるクロノグラフの巨匠であり、傑作の数々は、いつの時代も変わらず世界中の時計愛好家から羨望を集めるステータスシンボルとして認知されています。

 懐中時計の時代から数えると、パテック フィリップのクロノグラフとの関わりは長い歴史があり、大きなターニングポイントのひとつになったのが、2005年のパテック フィリップ初の自社開発・製造のクロノグラフ専用の手巻きムーブメントCal.CHR 27-525 PSの発表でした。

 これを皮切りに、2006年に自動巻き式ムーブメントのCal.CH 28-520 IRM QA 24H、2009年にコラムホイール式手巻きムーブメントCal.CH 29-535 PSが登場したことで、コレクションはかつてないほどの広がりを見せています。

永久カレンダー搭載クロノグラフ専用の
手巻きムーブメントCal.CH 29-535 PS Q。

 “パテック フィリップの至宝”と言っても過言でない永久カレンダー搭載クロノグラフは、手巻き式クロノグラフの象徴的な存在にほかなりません。

 伝説の名機Ref.2499の代から続く、12時位置の曜日と月窓表示、6時位置に日付と指針表示を備えた文字盤は、いつの時代も色褪せない輝きを放ちます。中でも18Kローズゴールドブレスレットが付属するRef.5270/1は“ラグジュアリーの極み”とも言うべき逸品でしょう。

永久カレンダー搭載クロノグラフ

■Ref.5270/1 ■41mm ■18Kローズゴールドケース&ブレスレット ■手巻き(Cal.CH 29-535 PS Q)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 一方、1年に1回のみ日付の調製が必要な年次カレンダーと自動巻きフライバック・クロノグラフが融合したRef.5905Pは、モダンなスタイリングが光る1本です。独特の重厚感を持つプラチナケースとブルー・ソレイユ文字盤を備えたこちらのモデルは安定した人気を誇る1本です。

  • Patek Philippe パテック フィリップ 年次カレンダー搭載クロノグラフ Ref.5905P
  • Patek Philippe パテック フィリップ 年次カレンダー搭載クロノグラフ Ref.5905P
  • Patek Philippe パテック フィリップ 年次カレンダー搭載クロノグラフ Ref.5905P

年次カレンダー搭載クロノグラフ ■Ref.5905P ■42mm ■プラチナケース ■アリゲーターストラップ
■自動巻き(Cal.CH 28-520 QA 24H) ■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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CASE.3
Ref.5164A&7118/1A
スポーツウォッチに
おける大革命

 クオーツショックにより混迷を極めた1970年代のスイス時計業界にとって、ジェラルド・ジェンタ氏の手によって生まれたステンレス製のスポーツウォッチの出現は高級時計の常識を覆すまさに革命でした。

 代表作のひとつである「ノーチラス」は、パテック フィリップ初のスポーツウォッチとして1976年に誕生。当時としてはあまりにも斬新なデザインは批判の声を浴びた一方で、時計界に大きな影響をもたらし、後に大きな成功を収めます。

 新しいスポーツウォッチの勢いは止まらず、1997年には「アクアノート」が登場します。明らかに「ノーチラス」の影響を受けたデザインであることに加え、チェッカーボード・エンボス・パターンが刻まれたトロピカルバンドをはじめとした独自の意匠を備えることでスタイルを確立しました。

 これらの2大スポーツウォッチは、今ではパテック フィリップの中核を担うコレクションとして多くの派生モデルが登場しています。その中からステンレスケースであることに着目した2本を紹介します。

 丸みを帯びた8角形のベゼル、船の舷窓からインスピレーションを得たケース、ブルー文字盤と、「ノーチラス」の伝統的なディテールを踏襲しつつ、35.2mmまでサイズダウンを試みたレディスモデルRef.7118/1Aは、シェアウォッチとしても楽しめる人気モデルです。

レディス・ノーチラス

■Ref.7118/1A ■35.2mm(10-4時方向)■ステンレスケース&ブレスレット ■自動巻き(Cal.324 S C)■60m防水 ■価格はお問い合わせください

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 コンテンポラリーなデザインで人々を魅了するRef.5164Aは、出発地と現地の時刻を表示するデュアルタイムゾーン機構を備えた実用に優れたコンプリケーテッド・ウォッチです。120mの防水性能などスポーツウォッチとしての機能を存分に満たしつつ、薄型のケースであるため、幅広いシーンでの活躍に期待できます。

アクアノート・トラベルタイム

■Ref.5164A ■40.8mm(10-4時方向)■ステンレスケース ■コンポジットストラップ ■自動巻き(Cal.324 S C FUS)■120m防水 ■価格はお問い合わせください

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CASE.4
Ref.4910/1200&
Ref.7300/1200
レディスウォッチの
パイオニアとして

 レディスウォッチのパイオニアとしても知られるパテック フィリップは、「カラトラバ」が誕生する遥か以前の1868年、ハンガリーのコスコビッチ伯爵夫人のためにスイス初の腕時計を製作。その後、1916年にはミニッツ・リピーターを搭載した婦人用の腕時計を手掛けたりと、多くの逸話を残しています。

 1999年に誕生した「TWENTY~4®」は、過去の傑作と同じように、パテック フィリップの先見性が垣間見れるコレクションです。日常のあらゆるシーンを彩るレディスウォッチは、大きくはクオーツモデルと自動巻きモデルに分かれて展開しています。

 ステンレス製のクオーツモデルの新作として昨年登場したRef.4910/1200Aは、文字盤にゴールド植字アラビア数字、ゴールドの台形型のインデックスを採用することで前作とまた違った印象の文字盤に仕上げています。しなやかなブレスレットは装着感も申し分ありません。

Twenty~4

■Ref.4910/1200 ■25.1×30mm ■ダイヤ付きステンレス&ブレスレット(約0.42カラット)■クオーツ(Cal.E 15)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 新しい36mm径のラウンドケースを採用した「Twenty~4 オートマチック」は、パテック フィリップの自動巻きムーブメントのフラッグシップひとつであるCal.324を搭載することを前提に製作されたモデルです。

 こちらのRef.7300/1200の「TWENTY~4®」コレクションの中では展開される縦と横2方向のサテン仕上げにより、山東絹(つむぎ風の絹布)の効果を生み出したシルバーグレー文字盤は独特の雰囲気を醸し出しています。

 いずれのモデルも華やかでありながらパテック フィリップらしい控えめな佇まいであることも見逃せないポイントだと言えるでしょう。

Twenty~4 オートマチック

■Ref.7300/1200 ■36mm ■ダイヤ付き18Kローズゴールドケース&ブレスレット(約0.77カラット) ■自動巻き(Cal.324 S C)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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