UP DATE: 2022. 01. 27
連載 高級時計を巡る旅
第72回:愛好家の琴線を刺激する、日常使いできる
ウブロ×YOSHIDAスペシャル 6選
#ウブロ #YOSHIDA限定 #クラシック・フュージョン #ビッグ・バン #ビッグ・バン インテグレーテッド #クロノグラフ #トゥールビヨン #ミニッツリピーター
ブランドとYOSHIDA(ヨシダ)との強固な信頼関係によって、
次々と新しいモデルが誕生しているYOSHIDAスペシャル。
すべてのモデルは、数多くの高級時計と対峙してきたYOSHIDAによって企画されており、
スペシャルモデルに相応しい仕様やマテリアルを備えつつも、その佇まいは日常的に、
しかも長きにわたって愛着の持てるベーシックなデザインを実現している。
なかでもウブロ(HUBLOT)とのコラボレーションモデルは白眉で、
ウブロの革新性とYOSHIDAの発想力との“フュージョン”により、時計愛好家はもちろん、
それを目にした多くの人々を驚嘆させる傑作を作り上げている。
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive(グレッシブ)」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
妖艶でエレガンスな
雰囲気を放つ
「クラシック・フュージョン
トゥールビヨン
ブラックセラミック」
ウブロを代表するコレクションのひとつ「クラシック・フュージョン」のシンプルで端正な表情はそのままに、エレガントな雰囲気を一層高めたYOSHIDAスペシャルの2021年モデル「クラシック・フュージョン トゥールビヨン ブラックセラミック」。上品な光沢を放つブラックセラミックケースとマットな質感のブラックセラミックベゼル、さらに艶のあるブラックラッカー仕上げのダイアルを組み合わせ、その絶妙なコントラストによって立体感のある表情と、吸い込まれてしまいそうな妖艶な雰囲気を生み出した。流行に左右されず、ずっと使い続けられる、YOSHIDAスペシャルのデザインコンセプトを明確に示したタイムピースである。
「クラシック・フュージョン トゥールビヨン ブラックセラミック」が単純なオールブラックウォッチでないことは、こうしたマテリアル使いやフィニッシュからも伺えるが、このモデルにさらなるインパクトを与えているのが、ダイアル6時位置から覗くトゥールビヨン。漆黒のダイアルのなかでキャリッジが繊細に動き続けるその様子は、身に着ける人の心を捉えて離さない独特な静謐さを放っている。
クラシック・フュージョン トゥールビヨン
ブラックセラミック
■505.CM.1470.RX.MYOS ■45mm ■ブラックセラミックケース ■ブラックラバーストラップ
■HUB6010手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定18本
モノトーンデザインで
着用シーンを広げる
「ビッグ・バン インテグレーテッド
チタニウム YOSHIDA
ブラック」
「ビッグ・バン インテグレーテッド チタニウム YOSHIDA ブラック」もまた、YOSHIDAスペシャルのベースとなっているベーシックなデザインを携えながらも、独創的なエレメントを添えたモデルだ。
レギュラーモデルの「ビッグ・バン インテグレーテッド」と同様、ケースとベゼルにはサテン仕上げのチタニウムを採用しているため、一見しただけでは違いが見極めにくいが、このモデルではマットブラックスケルトンのダイアルを備え、さらにムーブメントやミニッツトラックをグレーにした、トーンオントーンのデザインを採用。全体をモノトーンで仕上げたルックスは、よりクールで精悍な雰囲気を放っており、着用シーンやコーディネートの幅をさらに広げるタイムピースとなった。
YOSHIDAのみで販売されるスペシャルモデルでありながら、レギュラーコレクションのラインナップとも違和感がなく、それでいて個性あふれるデザインを発想する点には驚かされるが、実はこれこそがYOSHIDAスペシャルの真価。企画者自らが欲しくなるように考え抜いてデザインされた時計は、数多くの高級時計はもちろん、実に幅広い嗜好を持った顧客と出会ってきたYOSHIDAだからこそ具現化したものである。
ビッグ・バン インテグレーテッド
チタニウム YOSHIDA ブラック
■451.NX.1140.NX.YOS ■42mm ■チタニウムケース ■チタニウムブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造“UNICO”) ■10気圧(100m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定77本
技術力と卓越した
デザインワークを結集させた
「ビッグ・バン
アラームリピーター
GMT カーボン」
長年にわたって愛用できるデザインに突出した複雑機構を備えたモデルをラインナップしているのも、YOSHIDAスペシャルの特徴であり魅力である。「ビッグ・バン アラームリピーター GMT カーボン」は、それを象徴するモデルのひとつ。その名が示すとおり、ミニッツリピーターにアラーム機能、第2時間帯表示機能を備えたコンプリケーションウォッチだ。
複雑で多彩な機能には当然のことながら驚かされるが、一方で魅力的なのは、YOSHIDAスペシャルらしさが堪能できるデザイン。
メインダイアルはオフセンターにレイアウトされ、その周囲にはムーブメントの一部が姿を覗かせている。そして、ケースとベゼルに用いられたブラックカーボンはウッドのようなテクスチャー感を持ち、インダストリアルな表情のダイアルと対照的な質感を組み合わせている点が新鮮かつユニークだ。ケースサイズは45mmとマッシブだが、カーボンファイバーを用いたことで、その大きさを感じさせないほど軽快な着け心地が得られるのも、常に実用性に重きを置くYOSHIDAスペシャルに相応しい作りだ。
ビッグ・バン アラームリピーター
GMT カーボン
■403.QU.0120.VR.YOS ■45mm ■カーボンファイバーケース ■ブラックカーフ×ブラックラバーストラップ
■HUB5003手巻き ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定100本
軽快なルックスと
超複雑機構が融合した
「ビッグ・バン
トゥールビヨン クロノグラフ
カテドラル
ミニッツリピーター
ホワイトセラミック」
超複雑機構を備えている点では「ビッグ・バン トゥールビヨン クロノグラフ カテドラル ミニッツリピーター ホワイトセラミック」も見逃せない存在だ。トゥールビヨンを筆頭に、ワンプッシュクロノグラフやミニッツリピーターを搭載し、オープンワークのダイアル上に繰り広げられているムーブメントの精緻な姿からもその複雑な構造が実感できるだろう。なかでも特筆なのがミニッツリピーター。通常のリピーターは、作動時に超速機構特有の駆動音が聞こえるのだが、ウブロは一聴してノイズとも感じ取れてしまうこの音をカットしているため、ミニッツリピーターの澄んだ音色のみを楽しめるようになっている。
もちろん、YOSHIDAスペシャルらしいルックスも備えており、このモデルでは、ケース、ベゼル、ストラップをホワイトで統一することで存在感を主張。しかも「ビッグ・バン」の特徴でもあるケース両サイドのタブやダイアルの見返し部分、ストラップの縁にそれぞれブラックのアクセントを添えることで、特にケースとベゼルに用いたホワイトセラミックのクリアな質感が際立っている。
ビッグ・バン トゥールビヨン クロノグラフ
カテドラル ミニッツリピーター
ホワイトセラミック
■404.HX.0120.RX.YOS ■45mm ■ホワイトセラミックケース ■ホワイト×ブラックラバーストラップ ■HUB8110手巻きトゥールビヨン クロノグラフ ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定7本
インダストリアルな
デザインを強調した
「ビッグ・バン ウニコ
クロノグラフ
トゥールビヨン
パワーリザーブ」
「ビッグ・バン ウニコ クロノグラフ トゥールビヨン パワーリザーブ」もまた、複雑機構を搭載しつつ、「ビッグ・バン」らしい存在感のあるプロポーションを楽しめるモデル。ケース素材にはサテン仕上げのチタニウム、ベゼルにも同じくサテン仕上げのセラミックを用い、金属色とブラックのクールなツートーンでまとめ、さらに複雑機構が顔を覗かせるオープンワークのダイアルと組み合わせることで、インダストリアルな雰囲気が色濃く感じられるルックスになっている。
さらに注目すべきが、約115時間(5日間)のパワーリザーブ。トゥールビヨンとワンプッシュクロノグラフという複雑機構を搭載しながら実用性も備えており、“長年にわたって使える”YOSHIDAスペシャルのコンセプトを、性能面でもアピールするモデルと言えるだろう。
ビッグ・バン ウニコ クロノグラフ
トゥールビヨン パワーリザーブ
■407.NM.0171.LR.YOS ■45mm ■チタニウムケース ■ブラックアリゲーター×ブラックラバーストラップ ■HUB6310手巻きトゥールビヨン クロノグラフ ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定10本
フルブラックで複雑機構搭載
モデルの重厚さを強調する
「ビッグ・バン
トゥールビヨン クロノグラフ
カテドラル
ミニッツリピーター
カーボン」
先に紹介した「ビッグ・バン トゥールビヨン クロノグラフ カテドラル ミニッツリピーター ホワイトセラミック」と機能は同じく、ケースとベゼルにブラックのカーボンファイバーを用いたのが「ビッグ・バン トゥールビヨン クロノグラフ カテドラル ミニッツリピーター カーボン」。ケース&ベゼルに合わせ、ストラップはもちろん、インデックスやインダイアルリング、時分針もブラックで統一し、爽快感のあるホワイトセラミックモデルとは一変、複雑機構の重みを感じさせるマッシブなルックスに仕上げている。また、ケースとベゼルの表情にも違いを持たせ、ベゼルがぐっと迫り出しているような印象を与えるクリエイションは、YOSHIDAスペシャルならではだ。
例年、時計愛好家を驚かせ、彼らの目を存分に楽しませるウブロのYOSHIDAスペシャル。ここに紹介した6モデルに続き、2022年にはどのようなモデルが生み出されるのか。両者の革新的なフュージョンを期待して、2022年も早々からYOSHIDAの動向を注視していく必要がありそうだ。
ビッグ・バン トゥールビヨン クロノグラフ
カテドラル ミニッツリピーター カーボン
■404.QU.0110.RX.YOS ■45mm ■カーボンファイバーケース ■ブラックラバーストラップ ■HUB8110手巻きトゥールビヨン クロノグラフ ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定7本
Store Info
取り扱い店舗
YOSHIDA 東京本店
〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目13番5号 Google Map
営業時間 10:30~19:30
定休日 年中無休(年末年始を除く)
Tel. 03-3377-5401
Tel.03-3377-5401
名古屋 YOSHIDA
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3丁目17番17号 Google Map
営業時間 10:30~19:30
定休日 年中無休(年末年始を除く)
Tel. 052-243-5401
Tel.052-243-5401
Back Number
バックナンバー
-
UP DATE: 2024. 09. 06 NEW
連載 高級時計を巡る旅
第140回:実用美を極めたパテック フィリップの複雑時計とレディス・コレクション
-
UP DATE: 2024. 08. 22
連載 高級時計を巡る旅
第139回:世界最高峰と称される、パテック フィリップのグランド・コンプリケーション
-
UP DATE: 2024. 08. 09
連載 高級時計を巡る旅
第138回:スポーティエレガンスを体現する、
パルミジャーニ・フルリエの2024年最新作「トンダ PF スポーツ クロノグラフ」 -
UP DATE: 2024. 07. 19
連載 高級時計を巡る旅
第137回:オーデマ ピゲの2024年最新作、「ロイヤル オーク」のハイジュエリーウォッチとは?
-
UP DATE: 2024. 07. 04
連載 高級時計を巡る旅
第136回:複雑機構と独自のデザインで魅せる、ウブロの最新作
-
UP DATE: 2024. 07. 03
連載 高級時計を巡る旅
第135回:2024年の注目時計、ゼニス最新作に迫る
-
UP DATE: 2024. 06. 20
連載 高級時計を巡る旅
第134回:パテック フィリップ2024年最新作、話題の6モデル
-
UP DATE: 2024. 05. 31
連載 高級時計を巡る旅
第133回:新たな装いを手にした
ウブロのクラシック・フュージョン! -
UP DATE: 2024. 05. 30
連載 高級時計を巡る旅
第132回:2024年春、時計界の頂点に君臨するパテック フィリップが発表した5つの新作
-
UP DATE: 2024. 05. 29
連載 パテック フィリップへの誘い
第60回:4つのテーマから読み解く注目モデル8選!
-
UP DATE: 2024. 05. 14
連載 高級時計を巡る旅
第131回:ブルガリとYOSHIDAの力作、限定チャイミングウォッチ
-
UP DATE: 2024. 04. 29
連載 高級時計を巡る旅
第130回:新商業施設「ハラカド」の新ランドマーク 「ゼニス ブティック表参道」がオープン!
-
UP DATE: 2024. 04. 01
連載 高級時計を巡る旅
第129回:「グルーベル・フォルセイ ブティック 銀座」がオープン
-
UP DATE: 2024. 03. 29
連載 高級時計を巡る旅
第128回:チタニウムケースを極めたウブロのトゥールビヨンウォッチ
-
UP DATE: 2024. 03. 29
連載 高級時計を巡る旅
第127回:ミニッツリピーターを旬なカラーで提案するブルガリの“YOSHIDA限定モデル”
-
UP DATE: 2024. 02. 29
連載 高級時計を巡る旅
第126回:パルミジャーニ・フルリエによるスポーツウォッチの新提案
-
UP DATE: 2024. 02. 28
連載 高級時計を巡る旅
第125回:腕元に華やぎを添える「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT YOSHIDA先行販売モデル」
-
UP DATE: 2024. 02. 27
連載 パテック フィリップへの誘い
第59回:グランド・コンプリケーションの真髄が宿る注目作7選