連載高級時計を巡る旅

第106回：モノクロームで構成されたデザインに魅了される
ウブロの最新スペシャルピース

#ウブロ #YOSHIDA限定 #ビッグ・バン #ビッグ・バンインテグレーテッド #クロノグラフ #トゥールビヨン

　レギュラーモデルと並び、新作が発表されると時計愛好家の注目を集める、ウブロ（HUBLOT）の限定モデル。
2023年1月には、ケースとブレスレットにホワイトセラミックを採用し、ベゼルにはバゲットカットのカラーストーンを配した
「ビッグ・バンインテグレーテッド」のスペシャルモデルを発表したばかりだが、その第2弾が早くも登場。
前作から一転、ブラック×シルバーでまとめられた2モデルは、デイリーに着用できることをコンセプトに掲げる
モダンでクールなデザインが堪能できるタイムピースである。

Photos: Masahiro Okamura(CROSSOVER) / Text：Yuzo Takeishi / Edit：Tsuneyuki Tokano
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive（グレッシブ）」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

ブラックサファイアクリスタルの
クールな表情に目を奪われる
「ビッグ・バントゥールビヨン
オートマティックブラックサファイア」

　耐傷性を備えた18Kマジックゴールドや、色鮮やかなカラーセラミックといった革新素材の研究・開発は、ウブロが積極的に推進してきたクリエイションのひとつ。時計のデザインに独創性を与え、それはブランドが高い支持を獲得することにもつながった。こうしたウブロの革新素材を代表するのが、自社開発のサファイアクリスタルケース。レッドやオレンジ、イエローをはじめ、近年ではパープルサファイアクリスタルも完成させ、時計愛好家の目を楽しませている。

　透明性を保ちつつ、クールな印象を与えるスモーキーカラーを採用したのは東京・幡ヶ谷の時計店YOSHIDA（ヨシダ）とのコラボレーションモデルの新作「ビッグ・バントゥールビヨンオートマティックブラックサファイア」。オープンワークのダイアルからは自動巻きトゥールビヨンHUB6035がその精緻な姿を露にし、ブラックサファイアクリスタルのケース＆ベゼルと組み合わせられることで、色鮮やかなカラーサファイアクリスタルのモデルとは異なる、モダンでクールな表情に仕上がっている。そもそもYOSHIDAスペシャルは、特別なコラボレーションモデルに相応しい仕様やマテリアルを採用しつつ、長きにわたって着用できるデザインにまとめられているのが特徴だが、そうしたデザインコンセプトはこの新作モデルでも健在。ブラックサファイアクリスタルの落ち着いた佇まいは、時計愛好家のみならず、多くの男性を魅了することだろう。

ビッグ・バントゥールビヨン
オートマティックブラックサファイア ■429.JB.0170.RT.YOS ■44mm
■ブラックサファイアクリスタルケース
■ブラックスケルトンストラップ
■HUB6035自動巻きトゥールビヨン
■3気圧(30m)防水
■YOSHIDAスペシャル限定10本
■￥20,383,000(税込)

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異素材のコンビネーションで
力強い雰囲気を放つ
「ビッグ・バントゥールビヨンオートマティックチタニウム
セラミック」

　ブラックサファイアクリスタルと同様に、ブラックとシルバーのツートンカラーでまとめながらも、ケースにチタニウム、ベゼルにブラックセラミックを採用した、もうひとつの新作モデルが「ビッグ・バントゥールビヨンオートマティックチタニウムセラミック」。ケースとベゼルは異素材を組み合わせながらも、それぞれにサテン仕上げを施し、こちらもデザインに統一感を持たせている。そして何より、ベゼルをブラックにすることで、オープンワークのダイアルと自動巻きトゥールビヨンHUB6035の姿を際立たせているのが特徴だ。

　先に紹介したブラックサファイアクリスタルのモデルと同じく、日常的に使えることを重視したタイムレスな魅力を放つ逸品。その一方で、サテン仕上げが施されたチタニウムとブラックセラミックの質感は一転してマッシブな印象を与えており、こちらのモデルもまた、クールかつ確かな存在感を手首に添えてくれるはずだ。

ビッグ・バントゥールビヨン
オートマティックチタニウムセラミック ■429.NM.0170.RX.YOS ■44mm
■チタニウムケース＆ブラックセラミックベゼル
■ブラックラバーストラップ
■HUB6035自動巻きトゥールビヨン
■3気圧(30m)防水
■世界限定33本
■￥14,267,000(税込)

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