連載高級時計を巡る旅

第112回：日常使いできるコンプリケーションを体現したウブロ×YOSHIDAの新たなるスペシャルピース

#ウブロ #YOSHIDA限定 #ビッグ・バン #ビッグ・バンインテグレーテッド #クロノグラフ #トゥールビヨン #ミニッツリピーター

　2023年1月と3月にリリースされたモデルに続き、ウブロ（HUBLOT）と東京・渋谷区幡ヶ谷の時計店YOSHIDA（ヨシダ）との
コラボレーションピース第3弾が早くも発表された。
人気の高い「ビッグ・バンインテグレーテッド」をベースにしている点は今年の第1弾モデルと同じだが、
今作ではスポーティールックなこのモデルに、トゥールビヨンとリピーターというふたつの複雑機構を搭載。
それでいて日常的に着用しやすいよう、シンプル＆モダンなデザインにまとめ上げた、実にYOSHIDAスペシャルらしいタイムピースである。

Photos: Masahiro Okamura(CROSSOVER) / Text：Yuzo Takeishi / Edit：Tsuneyuki Tokano
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive（グレッシブ）」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

モダンなケース素材と
ブルーグラデーションダイアルが
手首を上品に彩る
「ビッグ・バンインテグレーテッドトゥールビヨン
カテドラルミニッツリピーター」

　2023年のウブロとYOSHIDAのコラボレーションモデル第3弾は、ケース一体型ブレスレットを採用し、2020年の登場以来、高い人気を獲得し続けている「ビッグ・バンインテグレーテッド」がベース。両社の強いつながりによって、すでに2021年にスペシャルモデルがリリースされており、ブラックセラミックまたはホワイトセラミックのケースにトゥールビヨンとミニッツリピーターを搭載し、オープンワークのダイアルからは精緻に組み上げられたムーブメントの姿を眺められるようにした、まさに特別なクリエイションが詰め込まれたタイムピースだった。

　最新のYOSHIDAスペシャル「ビッグ・バンインテグレーテッドトゥールビヨンカテドラルミニッツリピーター」は、ブラックセラミックとチタニウムの2モデルをラインナップ。艶やかな音色で好評を得ているリピーター機能はもちろん、新たに自動巻きトゥールビヨンHUB8001を搭載した。注目すべきはそのデザインで、今作はお馴染みのオープンワークではなく、「ブルーグラデーション」ダイアルを採用。6時位置にはトゥールビヨンがその姿を表しており、しかも4-5時位置にセットされたブリッジによってダイアルは左右非対称の表情を生み出すなど、デザインのアクセントとしても機能している。

　複雑機構を搭載しながらも、ダイアルをあえてクローズドにし、さらにエレガントなブルーグラデーションを取り入れることで、YOSHIDAスペシャルが常に掲げてきた「長きにわたって愛用できるベーシックな時計」を一層推し進める形となった「ビッグ・バンインテグレーテッドトゥールビヨンカテドラルミニッツリピーター」。一般的なブルーダイアルとも明らかに違う落ち着きのある色調は、装いを問わず、手首にさりげなく上品なニュアンスを添えてくれる。

ビッグ・バンインテグレーテッドトゥールビヨン
カテドラルミニッツリピーターブラックセラミック ■458.CX.5170.CX.YOS ■43mm
■ブラックセラミックケース＆ブレスレット
■HUB8001自動巻きトゥールビヨン
■3気圧(30m)防水
■YOSHIDAスペシャルモデル限定12本 ■￥42,218,000(税込)

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