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Column UP DATE: 2021. 06. 30

連載 パテック フィリップへの誘い

第33回:次世代を担う可能性を秘めた「カラトラバ」2021年最新作

#パテック フィリップ #カラトラバ #レディス

 180年以上の歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。
 その正規販売店であり、世界を代表する時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。
 第33回は、2021年に発表された新作の中から「カラトラバ」の3本を紹介します。

CASE.1 Ref.6119待望の復活を遂げた
《クルー・ド・パリ》ベゼルの
真価

 1868年にスイス初の腕時計を製作して以来、パテック フィリップは腕時計の分野において、数々の革新的なスタイルを確立してきたことはご存知かと思います。

 最も著名なコレクションのひとつである「カラトラバ」の物語は、1932年に発表されたRef.96からはじまります。

 今日、“あらゆる腕時計の模範”と評価されているカラトラバ・スタイルは、時代のニーズと寄り添いながら進化を遂げてきました。2021年の「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」で発表された《クルー・ド・パリ》(ホブネイル・パターン)のベゼルを備えたニューモデルRef.6119は、この文脈に沿った提案を披露しています。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119 早くも最高傑作だと絶賛される
Ref.6119のスタイリング。

 「カラトラバ」の歴史を辿ると、このダイヤモンド研磨による微細なピラミッド型モチーフの初登場は、1934年に誕生したRef.96Dのベゼルであることが確認できます。

《クルー・ド・パリ》ベゼルをはじめて採用した記念碑的モデルRef.96D。 《クルー・ド・パリ》ベゼルをはじめて採用した
記念碑的モデルRef.96D。
《クルー・ド・パリ》ベゼルをはじめて採用した記念碑的モデルRef.96D。 《クルー・ド・パリ》ベゼルをはじめて採用した
記念碑的モデルRef.96D。

 その後、1972年にセンターセコンド仕様のRef.3520Dが登場を皮切りに、メンズとレディスの双方で《クルー・ド・パリ》を装飾したベゼルを持つモデルが多数展開されます。

 つまり、Ref.6119の登場は、2006年のRef. 5119以来の《クルー・ド・パリ》ベゼルの復活劇であると同時に、多くの時計愛好家にとって大きな福音となったことでしょう。

 18Kローズゴールド、あるいは18Kホワイトゴールドを用いたスモールセコンド表示のRef.6119は、前作のRef. 5119から3mm大きくなった39mm径のケースと装飾的なベゼルが見事に調和しています。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119 パテック フィリップらしい
常識を超えたレベルの仕上げは必見。

 《クルー・ド・パリ》ベゼルのほか、ファセット仕上げの18Kゴールドの植字《オビュ》(弾丸)型インデックス、ドフィーヌ型時・分針など、伝統のディテールをふんだんに取り入れながら、これまで以上にモダンなデザインに仕上げた感性はパテック フィリップの特筆すべきものがあります。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119 Cal.30-255 PSによって実現した
わずか8.1mm厚に抑えた薄型のケース。
Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.6119 Cal.30-255 PSによって実現した
わずか8.1mm厚に抑えた薄型のケース。

 「カラトラバ」特有の未来を目指す志向は外装だけにとどまらず、搭載された最新の手巻きムーブメントCal.30-255 PSの設計にも表れています。

 パテック フィリップはRef.6119の製作にあたり、薄型ケースに収まるより大きな直径の手巻きムーブメントの必要性を感じたことから新しいムーブメントの開発に着手しました。その結果、Cal.215と同じ厚さのまま、総計31mmとケーシング径を9.1mm拡大させることに成功しています。

美しい6枚の受けで構成された新型の手巻きムーブメントCal.30-255 PS。 美しい6枚の受けで構成された
新型の手巻きムーブメントCal.30-255 PS。

 新しい時代の幕開けを告げる「カラトラバ」のニューモデルは、パテック フィリップの未来を担う限りない可能性を秘めています。

  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ《クルー・ド・パリ》 Ref.6119
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ《クルー・ド・パリ》 Ref.6119
  • Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ《クルー・ド・パリ》 Ref.6119

カラトラバ《クルー・ド・パリ》 縦サテン仕上げのダイヤルと同心円模様のサブダイヤルによるコントラストが美しい。

■Ref.6119 ■39mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ
■手巻き(Cal.30-255 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

商品詳細はこちら

カラトラバ《クルー・ド・パリ》

オーソドックスな魅力な魅力を放つ、ローズゴールドケースとグレイン仕上げのシルバーダイヤル。

■Ref.6119 ■39mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■手巻き(Cal.30-255 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

商品詳細はこちら

CASE.2 Ref.4997/200快適性が約束された
新たなレディスウォッチ

 Ref.6119に続き、女性用コレクションでは、2009年に発表されたRef.4897の流れを汲むRef.4997/200が登場。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200 Ref.4897のバージョンアップ
という例えがふさわしい最新作。
Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200 最新・最高の技術から生まれる
驚きのカーフスキン・ストラップ。

 多彩なダイヤルカラー、パテック フィリップを代表する手巻きムーブメントCal.215などを備えたRef.4897に対して、こちらの新作では快適さを重視した設計思想によるアップデイトが見受けられます。主なポイントについて述べていきます。

 前作よりも一回り大きな35mm径のホワイトゴールドケースには、超薄型の自動巻きムーブメントCal.240を搭載。一見するとサテンに見えるストラップは起毛仕上げのカーフスキンを採用しています。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200 最新・最高の技術から生まれる
驚きのカーフスキン・ストラップ。

 その一方、ギョウシェ装飾のラック塗装によるミッドナイトブルーの文字盤、パウダー仕上げのゴールド製のインデックス、76個のダイヤモンド付きベゼル(約0.52カラット)などの基本的なスタイリングについては、すでにRef.4897で完成されていた意匠を受け継いでいます。
 ニューノーマル時代の女性像を描いたラウンドウォッチは確かな存在感とともに目が離せない魅力を放っています。

Patek Philippe パテック フィリップ カラトラバ Ref.4997/200 完璧な手仕事による文字盤は優れた視認性を提供する。

カラトラバ

時代のニーズに合わせて進化した女性のための最新カラトラバ・スタイル。

■Ref.4997/200 ■35mm ■18Kホワイトゴールドケース ■カーフスキン・ストラップ ■自動(Cal.240)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

商品詳細はこちら

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