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Column UP DATE: 2022. 06. 30

連載 パテック フィリップへの誘い

第45回:洗練を極めたヴィンテージスタイルの新解釈

#パテック フィリップ #永久カレンダー #年次カレンダー #トラベルタイム #クロノグラフ #カラトラバ

 180年以上の歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。
 その正規販売店であり、長年の販売実績を持つ東京・渋谷区幡ヶ谷の老舗時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。
 第45回は、「ウォッチズ & ワンダーズ ジュネーブ 2022」で発表された新作から
「ヴィンテージスタイル」に該当する4本をクローズアップします。

CASE.1
Ref.5326 & Ref.5226

独創的なスタイルが光る
ニューモデル

 パテック フィリップがこれまで手掛けてきた膨大な数の歴史的なタイムピースは、時計製造におけるインスピレーションの源として、パテック フィリップのデザイナー陣営に多くの刺激を与え続けています。

 彼らが目標に掲げているのは、再現性の高い復刻モデルではなく、クラシックとモダンを両立させた新しいタイムピースの製作にほかなりません。2022年の新作として登場した「ヴィンテージスタイル」に該当する4本は、まさにそれを体現しています。

 今日まで100件を超える技術特許を取得したパテック フィリップは、圧倒的な開発力を持つマニュファクチュールとしても広く知られていますが、その実力を存分に発揮した年次カレンダー・トラベルタイム Ref.5326は大きな話題を集めています。

年次カレンダー・トラベルタイム

■Ref.5326 ■41mm ■18Kホワイトゴールドケース ■カーフストラップ ■自動巻き(Cal.31‑260 PS QA LU FUS 24H)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 新たに開発した8件の特許を出願中の自動巻きムーブメントCal.31-260 PS QA LU FUS 24Hを搭載することで、このモデルはパテック フィリップ史上初めて年次カレンダーとトラベルタイムという2つの実用的なコンプリケーションをひとつの時計に統合することに成功しました。

マイクロローター式の自動巻きムーブメント
Cal.31-260 PS QA LU FUS 24H。

 この機構を完成させる上での課題点は、着用者がいる場所に対して、日付表示を現地時刻に自動的に同期させる機能の開発にありました。そこで、パテック フィリップは年次カレンダー、トラベルタイムのそれぞれの設計を見直し、リュウズを中間位置まで引き出しながら回すことで、現地時刻の針をいずれの方向にも1時間刻みで調整することを可能にしました。

 こうした機能に負けず劣らず、外装の面でも徹底したこだわりが見て取れます。41mm径のホワイトゴールド製のケースの側面全周には、パテック フィリップを象徴するクルー・ド・パリ(ホブネイル・パターン)模様のギョシェ装飾が施され、わずかに面取りされたベゼル、ポリッシュ仕上げの傾斜したラグがエレガンスを際立たせています。

ケースの側面に5段で刻まれた
クルー・ド・パリ模様のギョシェ装飾。

 文字盤の製造はパテック フィリップの傘下にあるサン・ティミエの文字盤メーカーであるフルッキガー文字盤会社が担当しています。アンティークのカメラを彷彿させるテクスチャーと外周に向かって濃くなるブラック・グラデーションを取り入れた文字盤はヴィンテージテイストを際立たせています。

独特の凹凸感を演出したダイヤルのテクスチャー。

 同様のデザインコンセプトを採用したカラトラバ Ref.5226は、Ref.5326がケース幅41mm、ケース厚が11.7mmであることに対して、ケース幅を40mm、ケース厚を8.53mmとよりコンパクトなサイズにまとめています。ストップセコンド機能を備えた自動巻きムーブメントCal.26‑330 S Cは高い信頼性を約束します。

 両モデルともに装着されたベージュのカーフスキンストラップのほかにもブラックのエンボス加工ファブリック柄カーフスキンストラップが付属します。

カラトラバ

■Ref.5226 ■40mm ■18Kホワイトゴールドケース ■カーフストラップ
■自動巻き(Cal.26‑330 S C)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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スタイリッシュな表情に仕上げる
ブラックのカーフスキンストラップ。


CASE.2
Ref.5320 & Ref.5172
ヴィンテージ感を醸す
カラーダイヤルの提案

 永久カレンダー Ref.5320、クロノグラフ Ref.5172からは、シリーズ初となるローズゴールドめっきのオパーリン文字盤を備えたホワイトゴールドバージョンが登場しました。

  • Patek Philippe パテック フィリップ 永久カレンダー Ref.5320
  • Patek Philippe パテック フィリップ 永久カレンダー Ref.5320
  • Patek Philippe パテック フィリップ 永久カレンダー Ref.5320
  • Patek Philippe パテック フィリップ 永久カレンダー Ref.5320

永久カレンダー ■Ref.5320 ■40mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ
■自動巻き(Cal.324 S Q)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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クロノグラフ

■Ref.5172 ■41mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■手巻き(Cal.CH 29‑535 PS)■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 ローズゴールドのめっきによって生まれる“サーモンピンク”、もしくはヴィンテージローズと呼ばれるダイヤルカラーは、ヴィンテージの世界で希少とされているピンク文字盤から着想を得たもので、これまで永久カレンダー搭載クロノグラフ Ref.5270Pなどで採用された実例があります。

 Ref.5326やRef.5226と共通するシリンジ型の時針・分針とアラビアンインデックスを備えたダイヤルデザイン、3重の段差を施したラグなどのヴィンテージテイストを強く打ち出したディテールとの相性は抜群だと言えます。

シリンジ型の時針・分針と
アラビアンインデックスの組み合わせ。

きめ細やかな工夫の積み重ねが
時計全体のクオリティを高める。

 永久カレンダーや手巻きクロノグラフというパテック フィリップを代表する複雑機構の魅力を堪能できることも見逃せません。パテック フィリップが1941年から永久カレンダーで採用している12時位置の曜日と日付表示、6時位置のムーンフェイズと日付指針表示を配した特徴的なレイアウトや、6つの技術特許を取得したクロノグラフ専用手巻きムーブメントCal.CH 29‑535 PSの機能美に溢れるアーキテクチャーは比類のない美しさを持ち合わせています。

伝統的なレイアウトを取り入れた
Ref.5320のダイヤルデザイン。

サファイヤクリスタルバッグを通して鑑賞できる
Cal.CH 29‑535 PS。

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YOSHIDA 東京本店
住所/東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5 Google Map
電話/03-3377-5401 電話/03-3377-5401
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