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Column UP DATE: 2023. 08. 31

連載 パテック フィリップへの誘い

第57回:時代と寄り添う
新定番6モデル

#パテック フィリップ #カラトラバ #ゴンドーロ #トラベルタイム #クロノグラフ #年次カレンダー #パイロットウォッチ #レディス

180年以上の歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。

その正規販売店であり、長年の販売実績を持つ東京・渋谷区幡ヶ谷の老舗時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。

第57回は、「ウォッチズ & ワンダーズ ジュネーブ 2023」で発表された新作から
新定番と呼ぶに値するメンズ・レディスウォッチを紹介します。

※掲載商品の情報は変更される場合がありますのでご了承ください。

PART.1 Ref.5224高い実用性が期待できる
次世代のトラベルウォッチ

「ウォッチズ & ワンダーズ ジュネーブ 2023」では、例年にも増して充実したコンプリケーションの布陣を披露したパテック フィリップ。

 その代表格が、「カラトラバ・トラベルタイム」のコレクションに新たに加わったRef.5224。カーブした2段ラグを持つ42mm径の18Kローズゴールドケースは、シンプルでありながら独特の存在感があります。

 やはり注目すべきポイントは、このモデルのために開発された新しいムーブメントCal.31-260 PS FUS 24Hや独特のダイヤルデザインに尽きるでしょう。文字盤の外周の内側に設けた6時位置から始まる24時計表示とくり抜かれた24時間針を使うことで2つのタイムゾーンの時刻を瞬時に確認することができます。

 カラトラバ・スタイルを継承する端正なケースフォルムは、現代のライフスタルに程よくフィットします。

  • Patek Philippe パテック フィリップ コンプリケーション カラトラバ・トラベルタイム Ref.5224
  • Patek Philippe パテック フィリップ コンプリケーション カラトラバ・トラベルタイム Ref.5224
  • Patek Philippe パテック フィリップ コンプリケーション カラトラバ・トラベルタイム Ref.5224
  • Patek Philippe パテック フィリップ コンプリケーション カラトラバ・トラベルタイム Ref.5224

24時間表示, トラベルタイム ■Ref.5224 ■42mm
■18Kローズゴールドケース
■カーフスキンストラップ
■自動巻き(Cal.31‑260 PS FUS 24H)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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PART.2 Ref.6007 & Ref.4997/200カラトラバ・スタイルの現在地

 パテック フィリップの腕時計の魅力を語る上で「カラトラバ」を外すことはできません。歴代をモデルを見渡すとわかるように、その姿は時代によって様々です。

 一見すると、Ref.96を手本とするカラトラバ・スタイルと大きくかけ離れているようにさえ映る新作のメンズモデルRef.6007は、2020年6月にジュネーブ・プラン・レ・ワットに建設されたパテック フィリップの新本社工場の完成を祝い発売されたステンレススチールケースの限定モデルRef.6007Aからデザインを踏襲しています。

カラトラバ

■Ref.6007 ■40mm ■18Kホワイトケース
■カーフスキンストラップ
■自動巻き(Cal.26‑330 S C)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 一方のパープルに覆われたレディスモデルRef.4997/200は、前者と異なる魅力を放っています。同心円状の波形模様が施された文字盤は、無駄な要素を足さずにローズゴールドの針とインデックスを配置。ベゼルには、76個のダイヤモンドがセッティングされています。

 つまるところ、両モデルに共通するのは、「カラトラバ」が常に目指す革新性です。伝統を紡ぐために必要な新たな挑戦。このような姿勢があるこそ、カラトラバ・スタイルは次の時代へと継続されていくのです。

カラトラバ

■Ref.4997/200 ■35mm
■ダイヤ付き18Kローズゴールドケース(約0.55カラット)
■カーフスキンストラップ
■自動巻き(Cal.240)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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PART.3 Ref.5905 & Ref.5924さらに進化した有用な
コンプリケーション

月末が30日と31日の月を自動的に判別し、毎年1回、2月末日から3月1日にかけてのみ日付調整が必要な「年次カレンダー」を中心に、パテック フィリップは予てから“有用なコンプリケーション”を数多く手掛けてきました。「ウォッチズ & ワンダーズ ジュネーブ 2023」で発表されたRef.5905とRef.5924もそれに当てはまります。

 フライバック式自動巻きクロノグラフと年次カレンダーという2つのコンプリケーションを組み合わせた「フライバック・クロノグラフ,年次カレンダー」は、これまでいくつものバリエーションが登場しており、18Kローズゴールドケースにブルー・ソレイユ文字盤の鮮やかな組み合わせは最新作にあたります。汎用性の高さで評価あるRef.5905にさらなる魅力を与えています。

フライバック・クロノグラフ,年次カレンダー

■Ref.5905 ■42mm
■18Kローズゴールドケース
■アリゲーターストラップ
■自動巻き(CH 28-520 QA 24H)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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 Ref.5524の文脈を受け継ぐ新しいアヴィエータースタイルを披露したRef.5924は、トラベルタイムの機能と現地の日付指針表示を組み合わせた新しいクロノグラフです。ヴィンテージ調のスタイリングも好評で早くも人気モデルの仲間入りを果たしています。ここでの一押しはコンテンポラリーなムードが漂うラック・カーキグリーンの文字盤です。

パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ

■Ref.5924 ■42mm
■18Kホワイトゴールドケース
■カーフスキンストラップ
■自動巻き(CH 28‑520 C FUS)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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PART.4 Ref.4962/200時代を超越する
美しいケースフォルム

 パテック フィリップは、1868年、スイスでは初となる腕時計をハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人のために製作した記録があり、レディスウォッチの分野でも数々の成功を収めています。

 時を超越したスタイルを提案する「ゴンドーロ」とは、アール・デコの精神が息づく優雅なケースフォルムを持つコレクションです。この度、そのゴンドーロ・コレクションの女性モデル「ゴンドーロ・セラータ」がケースサイズをやや大きくして現行コレクションにカムバックしました。

 優雅なフォルムのケースには、94個ものブリリアントカットのスペサルタイト(約2.02 カラット)が施されています。12時と6時位置は≪コニャック≫、9時と3時位置は≪マンダリン・オレンジ≫の2つのカラーによってグラデーションを演出しています。花のモチーフが象られたブラウンの文字盤は、マット仕上げとポリッシュ仕上げによる絶妙なコントラストを持たせています。文字盤のカラーと重なるチョコレート・ブラウンのカーフスキンスストラップはサテンの風合いを模した光沢感があります。

 これまでの「ゴンドーロ」と同様、美しいケースフォルムは色褪せることなく輝き続けるのでしょう。

ゴンドーロ・セラータ

■Ref.4962/200 ■28.6 x 40.85mm
■スペサルタイト付き18Kローズゴールドケース(約2.02カラット)
■カーフスキンストラップ
■クォーツ(Cal.E 15)
■30m防水 ■価格はお問い合わせください

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YOSHIDA 東京本店 〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目13番5号 Google Map
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定休日 年中無休(年末年始を除く) Tel. 03-3377-5401 Tel.03-3377-5401

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