老舗時計メーカーさえもが認める、ROGER DUBUIS(ロジェ・デュブイ)の卓越した時計製造技術。
その象徴のひとつである自社製造ムーブメント「アストラルスケルトン」。
時計店YOSHIDA(ヨシダ)のみで展開する別注モデル“YOSHIDAスペシャル”の紹介を交え、その魅力に迫る。
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive(グレッシブ)」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
独自路線をひた走る
自社製造ムーブメント
「アストラルスケルトン」の
構造美とは?
マニュファクチュールであるロジェ・デュブイは、デザイン性を強く意識した自社ムーブメントの開発を進めている。その究極形が「アストラルスケルトン」と命名した星型構造のムーブメントであり、他にはない個性を放っている。
自社ムーブメントを開発するメリットは多い。優れたベースムーブメントがあればモジュール形式によって様々な機構へと発展できるし、シリコン製パーツなどを取り入れることで機能性を高めることもできる。さらには、針位置まで決定できるためデザインでもこだわりを強めることができるだろう。
1995年に創業したロジェ・デュブイは、卓越した技術力を武器にして一気にメジャーブランドへと突き進んだ。ロジェ・デュブイの面白いところは、その技術力を前面に押し出した点。技術を可視化することで、時計のデザイン性を格段に高めているのだ。そのひとつが、「アストラルスケルトン」と命名したムーブメントである。
マイクロローターも星型に加工しており、細部まで世界観を統一している。
そもそもスケルトンムーブメントというのは、ブリッジや地板を肉抜き加工を施して内部構造を見せる古典技法である。しかしロジェ・デュブイでは、デザインと技術を両立させる形でスケルトンムーブメントを開発してきた。まずは2005年に同社初のスケルトンムーブメントを発表し、2008年には女性用のスケルトンモデルを、そして2009年にはスケルトンムーブメントにダブルフライングトゥールビヨンを組み込むという離れ業を実現させた。
2015年に完成した「アストラルスケルトン」は、アストラル=星形のスケルトンムーブメントということ。ブリッジが星形になっているだけでなく、その角でアワーマーカーを指し示すことで、均整のとれたデザインを作っている。
パーツ点数は167。これだけ極限までそぎ落とした設計だが、パワーリザーブは60時間と実用性も優れる。
「アストラルスケルトン」のインスピレーションは、宇宙にあった。そもそも時間という概念は、太陽の動きから生まれた。つまり時計というのは、宇宙の法則を機械化したモノといえる。となれば、時計の表現方法として星型のスケルトンムーブメントを設計することに違和感はない。しかも機械式ムーブメントの構成要素を極限までそぎ落としつつも、時計としての性能を一切損なうことはない。
該当するムーブメントには、星型のマイクロローターを持つ二針ムーブメントCal.RD820SQ、トゥールビヨンムーブメントCal.RD505SQ、9時位置パワーリザーブインジケーターを備えたダブルトゥールビヨンムーブメントCal.RD105SQがあるが、どれもが複雑で美しい構造でありながら時計としての機能性も失ってはいない。
エクスカリバー スパイダー
フライングトゥールビヨン スケルトン
モノクロームを基調にしたスタイリングゆえ、
スケルトンムーブメントCal.RD505SQの迫力が一段と際立つYOSHIDAスペシャル。
■RDDBEX0801 ■45mm ■カーボンケース ■ラバー×ラバーテックストラップ
■手巻き ■5気圧防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定28本
さらにはジュネーブの伝統的な時計製造技術を継承していることを証明する「ジュネーブ・シール」も取得しており、前衛的でありながら、正統派の時計でもあるというバランスが面白い。現代のラグジュアリーウォッチは、“美”と“技”を同列に語られるべきである。ロジェ・デュブイは技を駆使して美を探求し、美を求めるために技を磨いている。
エクスカリバー スパイダー
ダブルフライングトゥールビヨン スケルトン
「アストラルスケルトン」の象徴的存在であるダブルトゥールビヨンムーブメントCal.RD105SQの迫力にふさわしい大胆なスタイリングに注目。
■RDDBEX0716 ■45mm ■ブラックDLCチタンケース、シルバーチタンベゼル ■ラバー×カーフストラップ ■手巻き ■5気圧防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定3本
高度なフライングトゥールビヨンを二つも搭載する超複雑機構を、さらにはスケルトン仕上げを施した自社製ムーブメントCal.RD105SQ。
部品点数は366個。極限の設計ながら、厚みは7.67mmに抑えている。
ロジェ・デュブイの
時計製造技術が
際立つ
ハイエンドウォッチ4選
究極の時計製造技術には必ずと言っていいほど「美」が宿る。ロジェ・デュブイの時計はそれを雄弁に物語る。「アストラルスケルトン」を搭載するコンプリケーションを中心に4本の注目モデルを紹介する。
エクスカリバー42 オートマティック スケルトン
ゴールド色のアストラルムーブメントCal.RD820SQを搭載。
ピンクゴールドケースのラグジュアリー感とメカニズムの美しさを楽しめる。
■RDDBEX0698 ■42mm ■18Kローズゴールドケース ■ブラックアリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水 ■¥12,815,000(税込)
エクスカリバー42 オートマティック スケルトン
Cal.RD820SQを搭載したYOSHIDAスペシャル。ベゼルとストラップをホワイトでまとめており、腕元を華やかに演出する。
■RDDBEX0630 ■42mm ■カーボンケース、セラミックベゼル ■ホワイトラバーストラップ ■自動巻き ■3気圧防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定14本
エクスカリバー45 オートマティック
チタンケースにブラックDLC処理を施し、さらにはダイヤルや針などもブラックでまとめたYOSHIDAスペシャルモデル。
■RDDBEX0713 ■45mm ■ブラックDLCチタンケース ■ブラックラバーストラップ ■自動巻き ■5気圧防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定15本
エクスカリバー45 オートマティック
ブラック×ホワイトの配色バランス加え、差し色の赤が効果的に取り入れられた逸品。
■RDDBEX0631 ■45mm ■ブラックDLCチタンケース ■ホワイトアリゲーターストラップ ■自動巻き ■5気圧防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定14本
Store Info
取り扱い店舗
YOSHIDA 東京本店
〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目13番5号 Google Map
営業時間 10:30~19:30
定休日 年中無休(年末年始を除く)
Tel. 03-3377-5401
Tel.03-3377-5401
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